『武功夜話』は信頼できる?
これらの活躍を見る限りでは、秀長は若い頃から武将としての才能をいかんなく発揮していたといえます。しかし、これらの出典が『武功夜話』であることに注意が必要です。
『武功夜話』は昭和34(1959)年に発見された比較的新しい史料ですが、史料としては信憑性が低いとされ、偽書ではないかという説もあります。
『武功夜話』が信頼できる史料ではない以上、秀長のこれらの活躍も“伝説”として見るべきでしょう。温厚で優秀だという秀長の戦国武将としての真価は、やはり信憑性が高い確かな史料で問われるべきですね。
※本稿は、『図解 豊臣秀長』(興陽館)の一部を再編集したものです。
『図解 豊臣秀長』(監修:本郷和人/興陽館)
2026年大河ドラマで話題の“豊臣兄弟”のことは、この本を読めば丸わかり!
「秀吉の弟・秀長って歴史の教科書にも載ってないけど、どんな人?」
そんな疑問に答えて、歴史のテレビ番組でおなじみの本郷和人先生が、図解を交えてわかりやすく解説します。





