「朝起きたばかりなのに疲れている」「会社や学校に行くのが憂鬱」といった体調不良に悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。自律神経の名医・順天堂大学医学部の小林弘幸教授いわく、「自律神経を整えれば、自然に体調はよくなっていく」そうで――。そこで、小林教授の著書『毎日の体調がよくなる本 - ちょっとしたことだけど効果的な方法50』から一部引用・再編集し、〈おうちでできる、自律神経を整える健康法〉を当連載にてお届けします。今回のテーマは「怒りをコントロールする」です。
血流は感情と関係している
自律神経の状態を調べられるようになって、感情がもたらす自律神経への影響もわかってきました。
感情の中でも、特に怒りは自律神経のバランスを大きく崩す原因となります。交感神経が過剰に高まり、血管が収縮して血流が悪くなるからです。怒りで手が震えるのは、怒りによって血流が悪くなるからです。血球破壊も生じ、末梢血管に送り出す栄養や酸素が不十分になります。
あまりに激しい感情やネガティブな感情はストレスを高め、毎日続くと交感神経が過剰なままになって、体が慢性的な緊張状態から抜け出せなくなります。
すると血流が常に悪くなってしまいます。