(写真提供:Photo AC)
「朝起きたばかりなのに疲れている」「会社や学校に行くのが憂鬱」といった体調不良に悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。自律神経の名医・順天堂大学医学部の小林弘幸教授いわく、「自律神経を整えれば、自然に体調はよくなっていく」そうで――。そこで、小林教授の著書『毎日の体調がよくなる本 - ちょっとしたことだけど効果的な方法50』から一部引用・再編集し、〈おうちでできる、自律神経を整える健康法〉を当連載にてお届けします。今回のテーマは「血液なくして免疫システムなし」です。

自律神経と免疫システム

病気の原因は、医学的に大きく2つに分けられます。1つは「免疫系」。もう1つは「血管系」です。自律神経はこの両方に深くかかわっています。

逆に言うと、自律神経を整えれば、この2つに影響をもたらし、多くの病気を予防できるようになります。

私たちの体には、病気をもたらす細菌やウイルスなどから身を守る「免疫」というシステムが備わっています。

免疫システムの中心的な役割を担うのは血液中の「白血球」です。この白血球には、「顆粒球」と「リンパ球」と「単球」があり、近年、交感神経が優位になると顆粒球が増え、副交感神経が優位になるとリンパ球が増えるとわかってきました。自律神経のバランスがよいと、白血球のバランスもよくなり、免疫力が高まります。