咳や痰が長引いて市販薬を飲んでもよくならない…。こんな症状はありませんか?コロナやインフルエンザが蔓延する中、軽く考えられがちな喉のトラブル、実は、風邪ではないかもしれません。近年、日本において罹患者数/死亡者数が増加傾向にある「肺非結核性抗酸菌症(肺NTM症)」「気管支拡張症」やその対策について、専門家に聞きました
咳や痰の自覚症状があっても放置されている
インスメッド(R)合同会社は、咳や痰の症状が一週間以上続いている、もしくは咳や痰の症状により病院を受診した30代から70代の男女1,030名(男性515名、女性515名)を対象に、2024年11月29日~12月2日の期間、オンライン形式でアンケートを実施しました。アンケートの結果、咳や痰の症状を自覚しながらそのままにされている実態が明らかになりました。
また、近年、日本において罹患者数/死亡者数が増加傾向にある「肺非結核性抗酸菌症(肺NTM症)」、「気管支拡張症」についてあまり認知されていないことがわかりました。
まず、気になる症状に咳や痰があると回答した方(咳:男性76.3%、女性78.4%、痰:男性57.1%、女性54.8%)のうち、医療機関を受診していない人は、咳の症状では、男性56.5%、女性49.5%、痰の症状では、男性57.1%、女性55.0%でした。
また、未受診の理由で最も高い理由は、「病院に行くほどではない」が男性81.7%、女性75.9%でした。

