最高ランクのスモ友と「心・技・品格」を重んずる師匠
私が大学1年の時、教室でボーッとしていると、友人が「この人も大相撲が大好きと言っている」と同級生の女性を連れてきた。
彼女は魁傑(大関となり、引退後は日本相撲協会の理事長になる)の大ファンで、相撲の取り口だけでなく、人柄の良さを感じていた。さらに、引退した横綱・大鵬(一代年寄となり大鵬部屋を興した)を崇拝しているという。
私は、角界のプリンスと言われた貴ノ花(大関となり、横綱の若乃花と貴乃花の父親であり師匠)の熱烈なファンだった。応援する力士が違っても意気投合した理由は、相撲の取り口が気に入らない力士が同じだったからだ。
嫌いな力士が同じというのも、話しが弾む。私はずっと大相撲から人生を学んでいるので、現在も彼女と大相撲と人生について、深い内容のメールをやり取りしている。私は彼女のことを「最高ランクのスモ友」と思っている。
また、私より年上で「相撲通の師匠」として崇拝している人がいる。私が記者をしている時に、仕事で世話になっていた人が、大相撲に詳しい人としてスマホのラインを繋いでくれたのだ。
師匠は子供の頃から大相撲を愛し、「心・技・体」という力士に必要なもののなかで「心」「技」と「品格」を重んじている。私は大相撲に関する師匠のメールから、真の大相撲とは何かを学んでいるのだ。
大相撲ファンでなくても、近くの相撲部屋の外観や偶然に出会った力士の画像をメールで送ってくれる人たちがいて、感謝している。
昨年12月、私が以前から世話になっている鍼灸の先生から、廻し姿の力士たちが餅つきをしている画像が6点、ラインで送られてきた。山響部屋の力士たちだ。先生は多忙で、餅が配られるまで待てなかったそうだが、画像を送付してくれる心が嬉しかった。
