心に残っているシーン
この中で特に心に残っているのは、この『ROOTS』を書いたアレックスがまだ子どもの時、祖父の家の物置に樹齢数百年らしい大木の切り株を、祖母とみるシーンだ。切り株にはその当時から200年ほど前にまずクンタ・キンテの名があり、20年後くらいにその妻と子ども、さらに数十年後には孫たちの世代の、増えた子どもの名前がかかれた小さな札が差し込まれている。
「人間はいつか死ぬ。そしてそれは長い時の中で一瞬のことさ。でもね、命は、ファミリーはこうして、何百年も続くんだよ。勿論、クンタ・キンテの前には、アフリカで何百年も続いてきた命の連鎖があるんだよ、私たちの命の根がね」
多少正確さを欠くかもしれないが、祖母はそんな風に伝えた。そしてアレックスは自身の「ROOTS」を探したいと思ったのだろう。
やがて成人したアレックス・ヘイリーは、作家になることを志し、200年前にアメリカに連れてこられた、クンタ・キンテの故郷を訪ねる。このシーンは圧巻! 14歳以来、46年ぶりに見ましたが、やはり中学生のように泣いた。ぜひ皆さんに見てほしい。
そして『ROOTS2』を1979年に放送したテレ朝様!!ぜひぜひシリーズ1と2の日本人が容易に見られるDVDを発売してください。こんな名作を眠らせておいてはもったいないです!


