村落の「本百姓」=足軽
「地主」に次いでは「本百姓」がいました。
彼らは実際に耕地をあてがわれ、農作業をし、税を負担します。村落が一揆を起こすときには、軍事力の中核として戦います。数も多く、彼らが村落の主力メンバーといって良いでしょう。
室町幕府は農民の一揆に悩まされましたが、神田千里さん(東洋大学名誉教授)は面白いことに気がつきました。
農民の一揆が起きているときには、「足軽」の記事がない。逆に応仁の乱のように、足軽が跳梁跋扈しているときには一揆は起きていない。
ということは、足軽として活動している人たちは、村落の本百姓(プラス地侍)なのではないか、というのです。慧眼ですね。
