スーパーセンチナリアン

慶應義塾大学医学部の百寿総合研究センターでは30年以上前から長寿研究に取り組んでいます。100歳以上の方々を直接訪ね、健康や生活の状態を調査して、健康長寿のメカニズムを解明しようとしています。 2000年以降は百寿者を亡くなるまで可能な限り追跡する調査も始めました。

100歳以上を百寿者と呼ぶことは先ほど言いましたが、105歳以上を超百寿者、110歳以上を「スーパーセンチナリアン」と呼んでいます。特に長寿国の日本の特性をいかして、スーパーセンチナリアンの研究では世界で唯一、100人以上のデータを持っています。

『私たちは意外に近いうちに老いなくなる』(著:吉森保/日経BP)

ちなみに、日本におけるスーパーセンチナリアンは直近の国勢調査では141人で、前回調査(15年の146人)と比べてもほぼ横ばいです。

百寿者が増えていても、スーパーセンチナリアンの壁は高いのです。百寿者の内、スーパーセンチナリアンになれるのは、約500人にひとりであるという調査結果が出ています。