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《改善ポイント1》

年金暮らしだということを考えると、住居費がやや高めの印象です。家族と暮らしていた家にそのまま住み続けているのならば、シニアのひとり暮らしに適したコンパクトな住まいに引っ越しするのも一つの方法だと思います。

 

《改善ポイント2》

月1万2000円の保険料のうち、4500円が終身の死亡保険。葬儀費用を想定しての加入かと思いますが、今は葬儀の形もいろいろ。家計費を抑えるという点では、解約返戻金を確認し、自分が望む葬儀代に足りそうであれば解約して、子どもに残しておくだけでも十分だと思います。

共働きで、夫婦2人分の年金を受け取ってきたBさん。遺族年金の暮らしになり、想像以上に少ない受給額(夫が生前受け取っていた額の約75%)に不安を感じているそう。

子どもからの3万円の援助がなければ赤字になってしまう状況なので、年金の16万円でまかなえるまで支出を減らすことを検討したほうがいいかもしれません。

新しい服は買わないなど節約しているそうですが、収入があった頃の習慣か住居費や食費、日用品がやや多い。これに保険料(死亡保険)の4つの見直しで、月3万~4万円の削減を目指していきましょう。

気になるのが食費です。家の近くにスーパーがないための宅配利用、外食、食材へのこだわりが要因とのことですが、まずは《こだわり》の見直しを。

 

76歳、夫と別居、息子二人・Cさんの家計簿につづく

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