大沢と篠
小一郎は大沢を調略すべく、あさひの夫・甚助とともの夫・弥助の力を借りて「大沢が織田と通じている」という噂をまく策をとります。
結果、美濃国の守護・斎藤龍興から疑いをかけられた大沢は自身の妻・篠を稲葉山城へ人質として入れるように命じられます。
それから城に戻った大沢。
病を抱えた様子の篠を前に石つぶてを披露しながら、亡き主君で龍興の祖父・道三とのやりとりを回顧します。
さらに大沢の脳裏には鵜沼城主となり、篠と喜びあった日のかつての情景が。
それまで支えてくれた篠に感謝を伝えるとともに「これからはわしが篠の望むことを叶えてやる番じゃ。なんでもいうてみ」と告げた大沢。
対して笑顔を見せた篠は「では」とあらたまった様子を見せます。
それから「いつまでも…お健やかにいてくださりませ」と伝えると、二人は幸せそうに微笑みあうのでした。