疲れている理由(2) やめられない「スマホ依存症」

スマホに代表されるデジタルデバイスは、今や私たちの生活に欠かせません。手軽に情報を得たり、目の前の仕事を効率よくこなしたりするには、デジタルデバイスは必要不可欠でしょう。日常のちょっとした悩み事を解消するためにも便利です。

しかし、そのスマホこそが、脳疲労を増悪(ぞうあく)させる真犯人となっていることを再認識していただきたいと思います。

『10万人の脳を診てきた脳神経外科医が教える 脳を休めて整える習慣』(著:奥村歩/三笠書房)

スマホが脳疲労の原因となる第一の理由は、その圧倒的な情報量にあります。

色鮮やかな画面、次々と流れてくる動画、耳に飛び込んでくる音……。これらすべてが、あなたの脳へ膨大な情報を休むことなく送り続け、知らず知らずのうちに大きな負担をかけてしまっているのです。

さらにスマホは、いつでもどこでも手軽に使えてしまいます。会社の机や仕事の合間の休憩室はもちろん、トイレや風呂、そして寝室にまでスマホを持ち込む方も少なくないでしょう。

明確な目的を持ってスマホを利用する分には、それほど脳は疲れません。しかし、「ながらスマホ」や「だらだらスマホ」が習慣になってしまうと、いつの間にか脳は疲弊し、ゴミ屋敷状態になってしまうのです。