子育てをしていて痛感するのは……

しかしながら、「他人側」を変えようとしたところで、大抵の場合、その努力は無益に終わるのが関の山。

『僕たちにはキラキラ生きる義務などない』(著:山田ルイ53世/大和書房)

子育てをしていて痛感するのが、自分以外の人間を変えようとする際に費やすカロリーの高さである。己のDNA、設計図を引き継いでいる我が子でさえ、

「宿題やった?」

「手洗いうがいしなさい」

「もう寝なさい!」

と小言を浴びせても、すんなり言うことを聞いてくれることなどなかなかない。親子なのに共通点も互換性も皆無。

ましてや、家族以外の他人など……。そう筆者が悟ったのは、髭男爵、つまりはコンビ活動を通してである。