(写真提供:Photo AC)
首都圏を中心に、新築マンションや中古マンションの平均価格の値上がりが続いています。管理費や修繕積立金も上がる危険がある中で、どのように「終の棲家」を見つけたら良いのでしょうか。今回は、不動産プロデュース業を展開するオラガ総研代表取締役・牧野知弘さんの著書『50歳からの不動産-不動産屋と銀行に煽られないために』をもとに、人生第2ステージを企画立案するうえでの<新しい家に対する考え方>について、牧野さんに解説をしていただきました。

今の家であなたは幸せですか?

さて会社の主力部隊から徐々に離れていく55歳。以前のように猛烈に働く日々から、部隊の後方支援を司る業務になると見えてくる景色が変わり始めます。

会社はメンバーを若手に変更することで組織全体の新陳代謝を図っていくことを狙いますが、いっぽうでこれまで様々な経験をしてきたベテランに、後方から俯瞰してもらうことで、部隊が暴走したり、間違った方向に行かないようにしたいと期待しています。こうした要請に対してもひとつの重要な役割と考えて全うするのが組織人としての務めです。

後方部隊に所属することで得られるメリットはやはり時間のゆとりです。深夜残業があたりまえで育ってきた人としては、夕方5時きっかりに業務が終了することに違和感を覚えるものですが、割り切ることです。

そして少し自由になった時間で、ご自身が住んでいる家や街を見直してみることをおすすめします。