退職金の平均

「ずっと正社員だった」人であれば退職金をもらって、もっと預貯金があるのでは? という疑問もありそうです。

たとえば、厚生労働省の2021年度の調査によると、資本金5億円以上かつ労働者1000人以上の大企業における大卒男性の定年退職金額の平均は、約2230万円です。

『定年前後のキャリア戦略-データで読み解く60代社員のリアル』(著:藤井薫/中央公論新社)

中小企業の場合には東京都産業労働局の2022年度の調査では約1092万円と、大企業の半額程度になりますが、それでも1000万円を超えています。

「退職金は住宅ローンの返済に使った」という人も少なくないかもしれませんが、これらの金額は実際に受け取った退職金の平均ではなく、「モデル退職金」の平均です。