野村総合研究所による世帯分類
ちなみに、純金融資産保有額については、野村総合研究所による世帯分類が広く知られています。
2025年2月の推計(対象年は2023年)では、純金融資産保有額が5000万円以上1億円未満の「準富裕層」が約6.2%、1億円以上5億円未満の「富裕層」が約3.0%、5億円以上の「超富裕層」が約0.2%で、合わせて9.4%です。
9割以上の世帯は、3000万円以上5000万円未満の「アッパーマス層」か、3000万円未満の「マス層」です。アッパーマス層とマス層の構成比は公表されていませんが、先ほどの調査結果を当てはめると、「ずっと正社員だった」60代のおよそ4分の3はマス層、約1割がアッパーマス層、約1.5割は準富裕層以上だということになります。
※本稿は、『定年前後のキャリア戦略-データで読み解く60代社員のリアル』(中央公論新社)の一部を再編集したものです。
『定年前後のキャリア戦略-データで読み解く60代社員のリアル』(著:藤井薫/中央公論新社)
30年、40年、それ以上にもわたる会社員生活。60歳以降もなぜ働くのか、どう働くのか。
本書では、企業勤めの50代後半~60代、約5000人を対象とした調査をベースに、シニアの働き方の今を追う。
渦中の60代はもちろん、「明日はわが身」の50代にとっても、人生後半戦における「働くこと」との向き合い方を考えるうえで欠かせない1冊。





