その方の生き方は、そのままでいい
ですがその後も、看護師さんは患者さんに熱心に「ご家族に会ったほうがいい」と説得を続けたそうです。
するとその患者さんはある日ブチッと切れて、こう言い返したそうです。
「アンタら貧乏人に、『金のあるモンの苦しみ』なんかわからへんねん!!!」
まさにギャフンという感じですね。
そうなんです。その方の生き方はそのままでいいのであって、まわりの人が考えるようなビューティフルストーリーにしなくてもいいのです。
その方の生き方は、そのままでいいのだと感じた一件でした。
※本稿は、『毒親を在宅で見送った緩和ケア医が伝える 関係のよくない親を看取るということ』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)の一部を再編集したものです。
『毒親を在宅で見送った緩和ケア医が伝える 関係のよくない親を看取るということ』(著:岡山容子/ディスカヴァー・トゥエンティワン)
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