3)家がストレスの原因
物であふれた部屋は居心地が悪く、いつのまにか家自体がストレスの元に。すると日々のイライラを発散し、癒やしを得るために、お金を使うようになっていきます。その結果、テレビショッピングで衝動買いしたり、散らかった家では落ち着かないのでパート帰りにカフェに寄り道したりと、散財が習慣化してしまうのです。
部屋は心の鏡。忙しさを理由に問題を先送りしたり、ストレスを放置したりすると、室内も散らかった状態のままです。まずは戸棚や引き出しを開けて、客観的に状況を見てみましょう。あなたの理想と違う部分が見つかったら、それが片づけ、そしてお金を貯める第一歩です。
実は私も、部屋を片づけられない時期がありました。24歳で結婚し、専業主婦として育児と家事に励んでいた20年間は部屋もきれいでしたが、夫がリストラされ、私が外で働き始めてからは手が回らなくなってしまったのです。
片づけのノウハウは知っているのに、「今日は疲れているから」「時間がある時にやろう」と後回しにした結果、家は荒れ放題。夫婦ゲンカが続くようになり、離婚を決意しました。
その後、一念発起して散らかった家の片づけをスタート。中学卒業を控えた息子のために、友人を家に招いてパーティーを開きたいという思いが、大きなモチベーションになったのです。
それ以来、私は「いつかやろう」と未来の自分に期待するのはやめました。そもそも「時間ができたら片づけよう」と思っているだけでは、その「いつか」は訪れません。
子どもが小さい頃は子育てに夢中で、ある程度大きくなったら働きに出て仕事と家庭の両立に大忙し。子どもが自立した頃には、親の介護が始まります。両親を見送ったら、自分自身の気力・体力が低下しているかもしれません。
それに、もしも暇な時間ができたとしても、片づけよりももっと楽しいことに時間とお金を使いたいと思いませんか? だからこそ、「いつか」を待つのではなく、今始めてほしいのです。