京都大学合格者もそれなりに回復
進学校として知られてきた洛北高校だったが、総合選抜制度のもとで、次第にその性格は失われていった。昭和40年(1965)の京都大学合格者数を見ると、京都市立紫野高校、府立鴨沂高校などとほぼ同数で、すでに特別の存在ではなくなっていたが、その後、さらに低下した。また、合格者のなかでの現役比率が極端に低下していった。
しかし、平成16年(2004)に中高一貫クラスが設けられ、その卒業生が卒業したあたりから京都大学合格者もそれなりに回復し、毎年20名前後の合格者を出している。2026年度入試での合格者数は16名だった。サッカー部は昭和42年(1967)に全国優勝。全国高等学校クイズ選手権で優勝したこともある。
卒業生には、湯川秀樹、朝永振一郎(ともにノーベル物理学賞受賞者)、今西錦司(文化人類学者)、梅棹忠夫(民族学者)、桑原武夫(フランス文学者)、会田雄次(歴史学者)、高坂正堯(国際政治学者)、奥田東(京都大学総長)、池田信夫(経済評論家)がいる。
※本稿は、『日本の名門高校 - あの伝統校から注目の新勢力まで -』(ワニブックス)の一部を再編集したものです。
『日本の名門高校 - あの伝統校から注目の新勢力まで -』(著:八幡和郎/ワニブックス)
開成、灘だけじゃない!
地方の隠れた伝統校から躍進する首都圏進学校まで、難関大学へ圧倒的な合格者数を誇る高校の真の実力がこの1冊に。






