痛みを上手にコントロールする5つのコツ
タイプによって対処法が異なるので、自分の頭痛の特徴を見極めてからセルフケアを実践しましょう
【コツ1】
緊張型頭痛は温め、片頭痛は冷やして痛みを緩和
緊張型頭痛の痛みは、蒸しタオルやホットパック、熱めのシャワーで首や肩を温めてコリをほぐすと緩和します。血行を促進して筋肉の緊張やコリを和らげる入浴も効果的です。
「こめかみあたりの動脈が膨張して痛みが起こる片頭痛は、温めると血管がさらに膨らんで症状が悪化しやすい。ズキンズキンと痛む場合は、その部位を冷たいタオルなどで冷やしてください。入浴も控えたほうがいいでしょう」(五十嵐先生。以下同)
「こめかみあたりの動脈が膨張して痛みが起こる片頭痛は、温めると血管がさらに膨らんで症状が悪化しやすい。ズキンズキンと痛む場合は、その部位を冷たいタオルなどで冷やしてください。入浴も控えたほうがいいでしょう」(五十嵐先生。以下同)
【コツ2】
太陽の光+運動+バランスのよい食事の規則正しい生活を
片頭痛は、空腹で血糖値が下がると起きやすくなるそう。また、炭水化物を抜くことによるグルコース(ブドウ糖)の不足が痛みを引き起こすという説も。
「片頭痛はセロトニンの分泌量が減ると起きやすくなります。分泌量を増やす方法は、朝日を浴びたり、有酸素運動をしたりすること。また、セロトニンはストレスを緩和する効果もあり、緊張型頭痛の予防にもなるはず。つまり、朝にきちんと起きて3食しっかり食べ、適度な運動をするという規則正しい生活こそが頭痛を防ぐと心得てください」
「片頭痛はセロトニンの分泌量が減ると起きやすくなります。分泌量を増やす方法は、朝日を浴びたり、有酸素運動をしたりすること。また、セロトニンはストレスを緩和する効果もあり、緊張型頭痛の予防にもなるはず。つまり、朝にきちんと起きて3食しっかり食べ、適度な運動をするという規則正しい生活こそが頭痛を防ぐと心得てください」
【コツ3】
良質な睡眠とリラックスを心がける
「寝不足は頭痛を招くストレスや疲労のもとなので、安眠を心がけてください。片頭痛の場合は音や光の刺激を避け、静かな暗い場所で1時間ほど休みましょう。ただし、寝過ぎは片頭痛を起こす場合もあります」
緊張したり眠れなかったりするときはハーブティーやアロマを活用するのも手です。おすすめは緊張をほぐすカモミール、イライラを鎮めるペパーミント、安眠効果のあるラベンダーなど。
緊張したり眠れなかったりするときはハーブティーやアロマを活用するのも手です。おすすめは緊張をほぐすカモミール、イライラを鎮めるペパーミント、安眠効果のあるラベンダーなど。