唾液は『天然の洗浄液』

唾液には、口腔内を洗い流す働きや抗菌作用、pHを調整する機能などの役割があります。

一方で口臭は、口腔内細菌が産生する物質の主成分である揮発性硫黄化合物が原因といわれています。(※2)

そして唾液が減少すると細菌が増殖しやすくなり、揮発性硫黄化合物の産生が増える。つまり更年期のドライマウスは、科学的にも口臭リスクの上昇と結びついているわけです。

(※2)Production and origin of oral malodor: a review of mechanisms and methods of analysis. Tonzetich, J Periodontol, 1977

近年注目されているのが、「エストロゲンと腸内細菌の相互作用」です。

ある研究では、腸内細菌群がエストロゲン代謝に関与することを報告しています。また、逆に閉経に伴うホルモン低下が、腸内フローラの構成にも影響を与える可能性があるとされています。(※3)