明石家さんまの愛読書
『漁港の肉子ちゃん』
西加奈子
明石家さんまが感動して泣いた映画はアニメ『ツヨシしっかりしなさい』だそうだ。他の誰もそれを名作に挙げない。そもそも映画化してたの? とさえ思った。
『フットボール鷹』という漫画にハマってアメフトに興味を持ったとも言っていた。川崎のぼる作だしきっと面白いのだろうがその漫画名も、テレビで挙げた人を他に知らない。『ツヨシ〜』も『〜鷹』も決してマイナーな作ではないが、なんだか独特な嗜好を持っているように感じられる。
気になって愛読書を調べても判明しなかった(つまり、インタビューなどでもそれを語ることがなかなかなかった)が、気付けば数年前、西加奈子の本作にほれ込み、自らプロデュースして映画化していた。
これも、たとえばビートたけしが映画を作ることと似て非なるふるまいに思える。島田紳助のように「本は読まない」と公言する大物芸人もいたが、そういう風でもなく突然、本に感動して映画化する。なんか、読めない!