嫁になる人が歩いてきた
第1の転機はこのジャズの先輩たちが序奏となって、生涯の重要なパートナーとなる阿木燿子さんとの出逢いをおいてないと思う。
――まったくそうですね。先輩たちから、ジャズをやる部員を勧誘して来い、って言われて、私は校門に立ってたんです。そしたら向こうから私の嫁になる人が歩いてきた。
小学生のころから私は前世を信じていて、将来嫁になる人といつか今世で再会するに決まってる、ってガキのくせに思っていて(笑)。
やっと出逢えた!と思って声をかけたら、「私、何も楽器できませんよ」。いや、私が教えますから、って。それで御茶ノ水の部室まで電車で一緒に行って、その間に確信しました。この人が嫁だ、って。まぁ、向こうは思ってないんですけど。(笑)