盗みの手口は……
続いて、検察官から。
検察官「他にも盗みをやってたという話ですが、どんな手口ですか?」
被告人「今回は、ポストに合鍵が入ってる店に絞りました」
検察官「それはなぜですか?」
被告人「私も歳を重ねて動きが遅くなってきてるので、ガラスを割って侵入するのはもうやれないなと思ってたので」
窓ガラスを割って侵入する場合、割れた時に音がするので盗むのも逃げるのも素早い動きが必須。現在52歳の被告人としては、20代にやってた方法はとても無理だと老いを自覚してるそうです。
検察官「ポストに入れてある店の合鍵を探してたんですか?」
被告人「消火器の下とか植木鉢の陰とか、私はドロボーですから、ポストとか無意識に見てしまうんですね」
肩書きがドロボーになってしまってる被告人。
検察官「合鍵を使って店内に入ったら、どこから探すんですか?」
被告人「私は必ずですね、レジスターからです。レジにお金が無かったら台所に行って、電子レンジのなかか、冷蔵庫のなかに売上金がありますから。美容室であれば、奥の部屋とかを探します」
長年ドロボーをやってきて、売上金のベタな隠し場所は把握してるようです。