その楽しさをフルで感じられたのが、1月に始まった草川拓弥さんとW主演を務めているドラマ『俺たちバッドバーバーズ』です。バディもののアクションコメディで、僕が演じているのは、草川さん演じる月白(つきしろ)が店主の理容室に住み込みで働くことになる日暮歩(ひぐれあゆむ)。

月白には実は、客が持ち込むトラブルを力で解決する《裏用師(リヨウシ)》という裏の顔があって、日暮もさまざまな依頼を受けることになります。

戦いには弱くてヘボいんですけどね。でも、正義感があって、思いきりバカをやるという、少年漫画に出てくるヒーローのような人間なんです。

それを生身でやるからには相当な熱量を持ってなきゃいけないなと、テンションを上げて、大きな声を出して、画面のなかではかなり暴れています。

日暮のキャラクターを作るのにも、「マレット」という世界一ダサいと言われている髪形を提案したり、家にあった服を持参して衣裳にしたり、自分でアイデアを出して。撮影でも、段ボールを被ってみようかなとか、自由にいろいろやらせてもらっていて、子どもの頃からお笑い好きでふざけていたことが、結実した感じです(笑)。

小劇場界隈の仲間たちもたくさん出ているドラマなので、連ドラ初主演を張れてのびのび芝居させていただいたのはうれしく光栄なことでしたし、何か夢が一つ叶ったような思いにもなりました。