最近、「もう一度英語を学びたい」と考える50代・60代・70代が増えています。実際、英語学習は脳のトレーニングにもなるとされ、シニア世代にこそおすすめと言えそうです。ただ、「昔の勉強法では話せなかった」といった苦手意識を持つ人も少なくありません。そこで注目したいのが、英検1級・TOEIC満点を持つ翻訳者の中山裕木子さんが提唱する“シンプルな英語学習”。カンタンで、実践的な学び方とは――。
シニア世代におススメ「英語学習」
最近、世界のニュースを見聞きすることが増えたり、様々なメディアにより海外との国境が薄れたりしていることを感じる人もいるでしょう。
そんな中、国際語である「英語」を学び直そうかな、と考える50代、60代、70代の方々が増えているようです。特に、英語学習は「脳のトレーニング」になることから、シニア世代にもおすすめです。
複数言語を話す人は、1つの言語を話す人よりも老化の加速リスクが約2分の1になるという研究結果も出ています*。少しでも興味がある場合には、これを行わない手はありません。(出典:「Study suggests speaking more languages might keep you younger」https://www.tcd.ie/news_events/articles/2025/research-study-suggests-speaking-more-languages-might-keep-you-younger/)
では、何から始めればよいのでしょうか?
かつての英語教育で私たちが教え込まれたのは、「完璧な文法」と「単語の暗記」でした。ところが、単語を暗記するのは途方もなく広い範囲があり、いざ外国人を前にすると言葉が出てこないことが多々あります。
その原因が何かといえば、日本語の「〜です、ます」をそのまま英語に訳そうとする「直訳思考」にあったと著者は考えています。