《つながり》が腸内環境に影響を与える
腸内フローラの多様性とバランスを維持するために大事なのが毎日の食事です。主食(炭水化物)、主菜(たんぱく質)、副菜(ビタミン、ミネラル、食物繊維)のバランスが取れた和食中心のメニューを心がけましょう。
まずは、善玉菌を増やす「プロバイオティクス」と、そのエサになる「プレバイオティクス(食物繊維・オリゴ糖)」。
プロバイオティクスを多く含む食品にはヨーグルト、納豆、キムチ、ぬか漬け、チーズなどがあり、プレバイオティクスを含む食品には、豆類(大豆、納豆)、果物(バナナ、りんご)、海藻、きのこ、野菜(ごぼう、玉ねぎ、にんにく)などがあります。さらに、納豆、チーズ、ヨーグルト、漬物など多種多様な発酵食品を、日替わりで食べることで、腸内細菌の多様化を促せるでしょう。
加えてお伝えしたいのが、人と人のつながり、「絆」を紡ぐことの大切さです。京都府北部に位置する京丹後市は、健康長寿の町として知られています。同市の高齢者の暮らしぶりを調査したところ、腸内細菌を育てる食事や生活習慣の実践に加えて、コミュニティのなかで円滑な人間関係がつくられ、活発に交流していることがわかりました。
メンタルが安定すると腸内環境も整います。歳を重ねるとコミュニティ内で孤立しがちですが、京丹後市のみなさんのように日々前向きなコミュニケーションで絆を紡ぐことは、健康長寿につながると感じています。
みなさんも、今日から菌活に取り組んで、健康長寿を目指しましょう。