Q3. 毎日サラダを食べているから食物繊維は足りているはず

× サラダより豆類や根菜、大麦で食物繊維を摂る
腸内細菌が活動するためには、エサになる食物繊維が必要です。こう説明すると、毎日サラダを食べているから食物繊維は足りているという人がいますが、実はレタスに含まれる食物繊維は100g あたり1.1g。これに対して、ごぼう(皮付き)なら5.7g、大豆(蒸し大豆)なら10・6g の食物繊維を摂ることが可能に。腸内環境の点から考えると、食物繊維はサラダより、根菜の煮物や大豆製品から摂ったほうがよいでしょう。
主食である炭水化物も、白いごはんより玄米や大麦、もち麦、パンなら皮や胚芽まで丸ごと使う全粒粉パンを選ぶと、食物繊維を数倍〜数十倍多く摂ることができます。
世界保健機関(WHO)が推奨する食物繊維の摂取量は成人で1日25g 。これに対して日本人の1日の食物繊維摂取量は平均約18・4g ですから、目標には遠く及びません。
ただし、胃腸の調子が良くないのに一度に食物繊維を多く摂ると、さらに調子を崩してしまうことがあります。たとえば、消化のよい白米に大麦を混ぜて、少しずつ量を増やしていくようなアプローチが必要です。