熱中症に負けない対策は
日常生活でちょっと工夫をしたり、対策グッズを上手に利用したりして、暑さから身を守りましょう
●便利アイテムを活用して室内を涼しく保つ
日本の夏は、温度に加え、湿度と輻射熱(ふくしゃねつ)が体温の変化に影響を与えます。この3つから算出するのが「暑さ(熱中症)指数=WBGT」。環境省は注意・警戒・厳重警戒・危険の4段階で3時間ごとの指数を毎日公表しています。
「熱中症を予防するうえでの大前提は、暑い環境に長時間身を置かないことです。室内では28度以下になるように、窓に遮熱シートを貼る、窓外にすだれをかける、冷房と扇風機を併用するなどの工夫をしましょう」(三宅先生。以下同)
「熱中症を予防するうえでの大前提は、暑い環境に長時間身を置かないことです。室内では28度以下になるように、窓に遮熱シートを貼る、窓外にすだれをかける、冷房と扇風機を併用するなどの工夫をしましょう」(三宅先生。以下同)
●外出時には帽子+日傘で暑さを低減
陽射しの強い日中、日陰のない道を歩く時には、帽子だけでなく日傘も活用しましょう。
「環境省による実験では、帽子だけより帽子+日傘のほうが、熱中症の危険度を表す『暑さ指数』が低減することが確認されました」
帽子はつばが広く、風通しのよい素材のものを。遮熱や遮光効果のある日傘を合わせれば、熱ストレスをより抑えられます。
「環境省による実験では、帽子だけより帽子+日傘のほうが、熱中症の危険度を表す『暑さ指数』が低減することが確認されました」
帽子はつばが広く、風通しのよい素材のものを。遮熱や遮光効果のある日傘を合わせれば、熱ストレスをより抑えられます。