●外出時は冷却グッズで涼を得る
最近人気を集めているのが、ひんやりした肌触りの「接触冷感」素材を使用した夏用マスク。そのほか、涼感スプレーやタオル、ネックファンやクーラーなど、暑さ対策のアイデアグッズが次々と登場しています。
「外出時には、保冷機能のある水筒とともに、首回りなどを冷やす保冷剤、冷却アイテムなどを用意して、体の内外から体温を下げる工夫をしましょう」
「外出時には、保冷機能のある水筒とともに、首回りなどを冷やす保冷剤、冷却アイテムなどを用意して、体の内外から体温を下げる工夫をしましょう」
●手足を冷やして効率よくクールダウン
冷やされた血液が体の深部へ巡っていけば、体温は適度にクールダウンします。首に氷水で絞ったタオルを巻いたり、洗面ボウルやバケツに氷水を張って手足をつけたりすると即効性が期待できるでしょう。
「熱中症の対処法として、太い静脈が皮膚の近くを通る腋の下や脚の付け根の冷却が推奨されていますが、意識が朦朧としていて服を脱がせにくい状態であれば、手足をしっかり冷やすことでも効果が得られます」
「熱中症の対処法として、太い静脈が皮膚の近くを通る腋の下や脚の付け根の冷却が推奨されていますが、意識が朦朧としていて服を脱がせにくい状態であれば、手足をしっかり冷やすことでも効果が得られます」
●バテ気味の体に水分と栄養をかしこく補給
スポーツ時を除き、1日に必要な水分量は成人で約2.5L。うち1Lは食事、1.2Lは飲み物から摂り、残り0.3Lは体内で作られています。トイレの回数を気にして水分を控えると、脱水の一歩手前の「かくれ脱水」になりやすいので要注意。また、熱中症にならない体を作るために、バランスのいい食生活も心がけましょう。
「汗をたくさんかいたあとはミネラル補給も大切。経口補水液でなくとも、水+梅干しでもOKです」
「汗をたくさんかいたあとはミネラル補給も大切。経口補水液でなくとも、水+梅干しでもOKです」