「関心」のない褒めは逆効果?

わたしには、褒められたのにまったく嬉しくなかった経験があります。

若手時代、休日返上で資料を作ったことがありました。取引先の歴史や社長のインタビュー記事なども読み込んで、相手に届くように工夫した渾身の資料でした。

上司からの言葉は、「昨日の資料、よかったよ、おつかれ」でした。

褒められているのに、なぜか寂しさを感じたのを覚えています。

今考えると、褒められたんだからいいじゃないか、という気もしますが、当時は「もっと関心を持って見てほしかった」と感じました。

ただ評価されたいのではなく、「どうしてそんな工夫をしたのか」「何を考えて取り組んでいたのか」といった背景に目を向けてほしかったのです。欲しがりすぎですね。

そこに「関心」があるかないかで、残念な褒め言葉になるか、心に届く褒め言葉になるかの違いが生まれます。