可能性を広げる「未来褒め」
「未来褒め」は、今の行動や姿勢を認めながら、その先にある可能性に光を当てる褒め方です。
会社の先輩に、とても面倒見がよくて人望のある方がいました。興味を持って詳しく聞いてみると、きっかけは幼少期にありました。まだ赤ちゃんだった妹をあやしたときに親戚から「やさしいお兄ちゃんになるね」と言われたこと。その言葉が記憶に残り、面倒を見るのが自然と得意になっていったそうです。
これはまさに、将来を先取りして褒める「未来褒め」の好例です。
未来を予言するように褒められることで、自分の可能性を信じ、そこに向かって努力を続ける力が育まれます。
習いごとを頑張る子どもに「毎日えらいね」と今を褒めるだけでなく、「大会に出たらきっと優勝できるよ」と未来の成果を想像して伝える。
部下に対しても、「**さんがリーダーになったら、素晴らしいチームができそうだね」と声をかける。
こうした「未来褒め」は、ポジティブな将来像を心に描かせ、その実現に向けた行動を引き出す力があります。