そして、もう一つの転機となったのが、『最愛』(2021年)というドラマへの出演です。放送終了から数年経っても、「『最愛』観たよ、とてもよかったよ!」と、多くの方に声をかけていただきます。
実際、その後からいろいろな作品のお話をいただくことが増えたので、『最愛』は自分にとって大きなステップアップとなった作品です。それ以降、身の引き締まる思いもあり、一つひとつの作品との向き合い方が変化したように思います。
そして昨年は、NHK連続テレビ小説『あんぱん』で辛島健太郎役を演じたことで、幅広い年齢層の方に知っていただけたなと実感しました。
それまでは撮影で地方の食堂などに行くと、「うちのアルバイトの子があなたのファンで……」と言っていただくことが多かったのですが、今はその食堂のおかみさん自身から、「うわあ、健ちゃんだ!」と声をかけてもらえます。
家族の反応は……朝ドラに出てもあまり変わらなかったです。僕は男3人兄弟の末っ子なのですが、長兄の奥さんが子どものお世話の合間に朝ドラを見るのが日課らしくて、僕の出演を「すごく嬉しい!」と言ってくれました。
甥っ子や姪っ子はまだ小さいので、テレビでM!LKを見ても「あ、ふみだ」って言うらしいです。(笑)