「放送が始まってさまざまな反響が届いて、街で子どもたちからたくさん声をかけてもらうようになって」(撮影:小林ばく)
〈発売中の『婦人公論』5月号から記事を先出し!〉
数多くのドラマに映画に引っ張りだこ。昨年は朝ドラで主人公の夫の親友役を演じ、さらに幅広い世代の人気を集めている俳優、高橋文哉さん。その素顔は――(構成:大西展子 撮影:小林ばく)

「すごいな、この仕事! 」

中学時代はバレーボールに夢中でしたし、高校時代は料理人を目指して高等専修学校の調理高等科に入学したくらいで、芸能界に興味を持ったことはありませんでした。ただ、小さい頃に「テレビの中に入りたい」とは言っていたらしくて(笑)。

そんな僕が縁あって芸能の道に足を踏み入れたのですから、人生何があるかわかりませんよね。

よく「今までの人生で転機は何か」と聞かれますが、僕にとっては、『仮面ライダーゼロワン』のオーディションに受かったことです。僕の俳優としての基礎が作られたといっても過言ではないぐらい、鍛えられましたから。

放送が始まってさまざまな反響が届いて、街で子どもたちからたくさん声をかけてもらうようになって。「すごいな、この仕事!」と思いましたし、その時に俳優として生きていきたいという覚悟が決まりました。