【Myルール:思い出のものを上手に活用】
大皿や割れた抹茶碗は植物の鉢に変身

そういえば、電子レンジがなくなったらラップを買わなくなったんですよ。ティッシュも、切らしたらトイレットペーパーで代用しています。歯磨き粉だって、なければ塩で磨いちゃえばいい。

でもこれは、一緒に暮らす家族がいたら「お母さん、ティッシュがないよ」「歯磨き粉は?」ってことになるでしょう。自分がいいと思えば、それでいい。これも一人暮らしならではの快適さかな、と改めて思いますね。

気楽な一人暮らしを「うらやましい」と言われることもあるけれど、私はこうなりたいと思ってなったわけではなく、必要に迫られて、段階を踏んで今の暮らしになっただけ。

でも一つ言えるのは、年齢を重ねてからの片づけは体力的にも気持ち的にも大変だということ。身をもって実感しているのは、少しずつでも早め早めの行動が大切だということです。

現在は、イラストやエッセイの仕事をしつつ、畑に行って野菜を作ったり、週に一度は体操教室に通ったりの日々です。買い物ついでに海を見に行くのも楽しいし、お茶をしに隣の大磯まで足を延ばすのもお気に入りのコースです。

そうして通ううちに、「大磯に住みたいな」なんて(笑)。これだけ暮らしがコンパクトになったら、次の引っ越しもラクなもの。次はどんな部屋にしようかと、あれこれ夢を描いているところです。

【関連記事】
築50年超の団地でひとり暮らし・本田葉子「夫と義母を見送り、子どもは独立。家族のかたちが変わる中、3度の引っ越しで残ったものは」
夫、義母、愛犬を6年間で見送った67歳イラストレーター。もし、私が夫より先においとましていたら…三者三様の最後を振り返って思うこと
一人暮らしを楽しむ67歳イラストレーター流、小さな部屋のインテリアと掃除術。畳のホコリがたくさん取れるアイテムとは?