「流れを変えた戦い」

この点を踏まえると、姉川の戦いは「浅井を滅ぼせなかったから、不完全な勝利」ということにはなりません。

むしろ、「必要だった目的=交通路の確保と敵の封じ込め」は十分に達成されている、という意味で、信長方の勝利、と判定することができます。

もっとも、この戦いで戦争が終わったわけではありません。浅井も朝倉もその後もしばらく抵抗を続け、最終的な決着は数年後に持ち越されます。

そう考えると、姉川の戦いは「決戦」というよりも、「流れを変えた戦い」と言うべきでしょう。

信長はここで一気にすべてを片づけたのではなく、交通路を押さえ、敵の動きを制限し、じわじわと有利な状況を作っていきました。

戦国時代の戦いは、一度の勝負で終わるものではありません。どこを押さえ、何を守り、どう相手を縛るか。その積み重ねの中で、勝敗は決まっていきます。

姉川の戦いは、まさにそうした戦国の現実をよく示した一戦だったと言えるでしょう。

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本郷和人先生が同行!<歴史の舞台をたどる旅>

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そして26年度の大河ドラマ『豊臣兄弟!』の舞台として注目を集める<中部>の2か所となります。

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●<キャンセル待ち> 26年5月10日(日)〜11日(月) 豊臣秀吉・秀長ゆかりの地めぐり(2日間)
●<キャンセル待ち> 26年6月14日(日)〜15日(月) 豊臣秀吉・秀長ゆかりの地めぐり(2日間/内容は5月開催と同じ)

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