冒頭の彼女が大ブレイク
そうこうしているうちに、冒頭の彼女がなんと大ブレイクした。今では私の数倍もすごいエッセイストになった。
本も売れまくっており、日本中から大注目されている。完全に逆転したタイムライン。もちろん今では私が彼女に猛烈に嫉妬している。ぐぬぬぬ。悔しい。
やはり、嫉妬の正体は「自分もそこへ行ける」という可能性の証明書だ。彼女はそれを証明した。
ほらね。「嫉妬マニア」の言う通り!(最大限の強がり)
彼女は今頃、私を上から見下して勝ち誇っているんだろうか?
いや、そんなわけない。
私を抜き去った彼女もきっと、さらに上に登りたい、そこから決してずり落ちないように、と踏ん張ることしか考えていないはずだ。
彼女も、あの人も、その人も。みんなそれぞれ自分の人生を走るのに必死なんだ。誰も私のことなんて見ていない。
