「V字回復」は求めず、じっくり!

低年齢の子にとって、今最も必要なのは薬よりも「環境調整」と「周囲の理解」です。

病院へ行けば診断名がつき、薬が出るかもしれません。しかし、この年頃の子が安易に病院へ行くことは、環境を整える前に薬に頼り切ってしまうなど、本人にとって良くない結果を生む場合もあります。(思春期とはまた違うので、小学校のうちは注意が必要なのです)

一度の会話で解決しようとせず、会話の量を増やし、じっくり時間をかけて本人の心を解きほぐしていく……。焦って「明日から行ける?」という確認も禁物なのです。

「助けて」と言えたわが子を、まずは丸ごと受け入れるその安心感こそが、再び外の世界へ一歩踏み出すためのエネルギーになります。

丁寧に関わる時間をとる中で、独り途方に暮れそうになったら、周囲を頼って下さい。 スクールカウンセラーでも、学校の先生でも構いませんが、不登校の支援は増えています。そういったものも見ながら……ただまずはコミュニケーションと観察。答えは内側に潜んでいることが多いことをお忘れなく。

なお病理が隠れている場合は?については、次回、思春期以降に潜む「病かも?」との質問の方で合わせて回答させていただきますね。特に中学以降の話をベースにいたします。

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