身近な人に看護・介護が必要になったとき、みなさんはどこに相談しますか?
総合的な相談先として、主治医の所属機関を問わず、活用できるのが「訪問看護ステーション」です。
その地域に開かれた独立した事業所である「訪問看護ステーション」に、黎明期から関わり、自ら起ち上げた「桂乃貴メンタルヘルスケア・ハートフル訪問看護ステーション中目黒」で、自分自身も看護に当たるのが渡部貴子さん。
自らの経験を元に、介護や看護で困っている方への質問・疑問に答えてもらうのがこの連載です。第33回目は、「連休明けの不登校【小学校編】〜「なぜ?」が言えない子供の心を推理しよう〜」についてです。
(構成:野辺五月)
総合的な相談先として、主治医の所属機関を問わず、活用できるのが「訪問看護ステーション」です。
その地域に開かれた独立した事業所である「訪問看護ステーション」に、黎明期から関わり、自ら起ち上げた「桂乃貴メンタルヘルスケア・ハートフル訪問看護ステーション中目黒」で、自分自身も看護に当たるのが渡部貴子さん。
自らの経験を元に、介護や看護で困っている方への質問・疑問に答えてもらうのがこの連載です。第33回目は、「連休明けの不登校【小学校編】〜「なぜ?」が言えない子供の心を推理しよう〜」についてです。
(構成:野辺五月)
子どもは「理由」を言語化できない?!
Q:娘が小学2年生なのですが、長期休暇が終わったら突然、学校に行かなくなってしまいました。どうしていいのか、何が悪かったのか……途方に暮れています。
A:この時期は、どうしても不登校が増えるのです。「自分の責任だ」と塞ぎこまないようにしましょう。
特に小学1・2年生の不登校は珍しいことではありません。
まずは「よくあることなんだ」と深呼吸して、ご自分を責めるのを止めてください。でもどうしたらいいのか?順番に一緒に考えていきましょう。
10歳までの子どもは、精神的にはまだ幼児に近い部分を残しています。
本人の心の中には確かに「もやもや」「つらい」「怖い」という感情がありますが、それを「〇〇ちゃんにこう言われたから」「給食のこの時間が苦痛だから」と整理して言葉にする力(言語化能力)がまだ備わっていません。
本人も「なぜか分からないけれど、体が動かない」という状態なのです。
ここで「どうして?」「理由は?」と聞く前に一息つきましょう。
解決を急ぐあまりの「なぜ?」は、子どもをさらに追い詰めてしまいます。
無理に聞くのは、翻訳機を持たない相手に外国語でスピーチを求めるようなもの。
では、どうしたらいいでしょうか?
