――おいおい、まさか、本当に秘密があるのか?

「そ、それがなんだっていうんスか」

「いちいちアカウントの数字を変更するなんて変じゃん。何か意味があるはず。それで、ある日大変なことに気付いたの」

「大変なこと?」

「正月にね……数字が一気に、百も増えて、今の『SO290』になったんだよ!」

「……えーっと、ごめんねミクニちゃん。それが、何だっていうの?」

 モリシーもさすがに困り果てたというように、口を挟んだ。

「分からないの? 毎週木曜日に増えるもの。そして、正月にドバッと数が増えるもの……んで、ソニックさんはこの四人の中でもかなりディープなゲーマーじゃん? つまり――」

「あっ」モリシーは、ポンと手の平をたたいた。「もしかして、木曜日というのは、ゲームの発売日かい?」