「しょうがないじゃないッスか! 時間がないんスよ! でもゲームは発売するから……すぐ買わないと欲しい特典も手に入らないから……!」

「なんでまだ遊んでないゲームの特典が欲しいの?」

「これから好きになるんだから欲しいに決まってるでしょう!」

 ソニックの目が「マジ」になってきたので、さすがにミクニもたじろいだ。

「自分でも馬鹿馬鹿しいとは思うッスよ。ゲームを溜め込んでいるんだぞ、と意識するためにアカウント名に入れて、絶えず見られるようにしたんスけど……これはこれで、辛いんスよ」

 場の空気が重く、ソニック以外の三人は押し黙ることしか出来ない。

 ソニックは俯いた。

「でも……でもメグ伝を好きな気持ちは本物で……ゲームが好きな気持ちも本物なんスよ……二人の仲を暴きたかっただけじゃないんス。本気で考察してたのも、分かってほしいっつーか……」