ソニックの訴えは必死だった。青峰がもう少し若ければ――酒も入ったサークルの三次会なら、一緒になって涙を流し、悲しみを分かち合うこともしてやれたかもしれない。

 しかし、今の青峰にはもう、そんなことは出来なかった。

「あい、分かった」

 モリシーが、古風な相槌を打った。

「モリシーさん?」

 青峰は聞く。

「ソニック君の主張は、よく分かったよ。だから、私も一つ秘密を打ち明けよう」

「はい?」

 ソニックは顔を上げる。