悪玉コレステロールは必要なもの

コレステロールには、善玉コレステロールと悪玉コレステロールがあるとされていて、「悪玉コレステロールが高すぎるから、薬を飲まなければ心筋梗塞になりますよ」などと、ヘボ医者は言うわけです。善玉? 悪玉? 私などは頭の中にクエスチョンマークが浮かびます。

善玉コレステロール、悪玉コレステロールとは、循環器内科の医者が勝手につけた名称でしかありません。

悪玉コレステロールが原因の動脈硬化をブロックする働きが、善玉にあることになっていますが、これは「循環器内科の医者から見れば」という、偏った話でしかありません。

体全体として考えると、悪玉とされているコレステロールは、免疫細胞の材料でもあるし、男性ホルモンの材料でもある大切な脂です。セロトニンを脳に運ぶ働きもあるので、精神科医からしても、免疫学者から見ても、悪玉コレステロールは必要なものだし、体にいいものなのです。

※本稿は、『医者の言うことを聞いてはいけない』(興陽館)の一部を再編集したものです。

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医者の言うことを聞いてはいけない』(著:和田秀樹/興陽館)

医者は人の命を助ける尊い職業だと、誰もが思っていることでしょう。

医者の言うことを妄信していては、かえって命を縮めることになりかねません。

30年以上にわたり高齢者医療の現場に携わってきた和田先生が、「本当に長生きできる」心得を指南します。