ありえないような距離感もあるけれど
<炊場で働く受刑者にはさまざまな背景がある。川口心平(玉置玲央)は葉子たちと調理作業を行う中で、次第に自分の罪に向き合うように。刑務所の給食に不満がある尾藤護(関口メンディー)はほかの刑務所で服役経験があり、母親に対して複雑な思いを抱いている人物だ。限られた予算のなかで葉子が考案するメニューが受刑者の心を動かしていく>
正直に言うと、ドラマで描かれている人間関係は、リアルで考えるとありえないような距離感や展開もあります。本来なら葉子も受刑者も炊場ではマスクをしていて、お互いの顔をそんなに認識できていないはず。
でも、リアルに描くだけではドラマの面白さが伝らないので、リアルさを大事にするというよりはドラマとしてちょっとオーバーなお芝居で作った感じはしています。
炊場の受刑者とは思ったよりもチームのような感覚は生まれてきました。メンバーが入れ替わるとあの人元気かな?と思いますし、愛情が生まれてくる。葉子は家に帰ってからも家族に炊場の話をしますし。ドラマだから特別なのかもしれないけれど、一緒に料理をすることで仲間意識は芽生えてきました。