冠婚葬祭は出席を

とはいえ、娘家族に誘われた行事に何もかも出席しなくてはいけない、というわけでもありません。たとえば、孫のお宮参りや七五三、ひな祭りといったお祝い事、冠婚葬祭は「儀礼」と言えますから、出席したほうがいいでしょう。孫も、節目のお祝いにおばあちゃんがいないと悲しむのではないでしょうか。

一方で、ちょっとした旅行や「美味しいものをお取り寄せしたから食べに来ない?」程度の誘いなら、「体調が悪いから今回はやめておくわね」「予定があるのよ」とかなんとか、理由をつけて断ってもいいと思います。

また、気に入らない婿となるべく話をして、少しでも仲良くなろうと考える必要はありません。しょせん婿は婿。自分の夫ではないのですから、心の底から好きにならなくてもいいのです。

もしかすると、婿が気に入らないという気持ちの根底には、娘かわいさの親心があるのかもしれません。「娘に対する態度が横柄じゃないかしら」とか、さらに言えば「もっといい人と結婚できたかもしれないのに」などと思ってはいませんか。

ですが、口出しは余計なことだと心得て。どんな人であっても娘が好きで選び、自らの責任で結婚した相手です。夫婦のことは放っておくのが、母娘にとっての幸せぐせなのです。

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(イラスト:大野舞)
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