第1話おさらい
丸菱商事エネルギー開発事業部第2課は、バルカ共和国で現地のインフラ企業GFL社と共同による太陽エネルギープラント事業を本格的に立ち上げようとしていた。
その大型プロジェクトを担当していた第2課長・乃木憂助(堺雅人)と部下の水上了(古屋呂敏)は、GFL社へ契約金1千万ドル(約14億円)を送金する手続きを行ったのだが……。
送金翌日、GFL社に本来の10倍にあたる1億ドル(約140億円)を誤って振り込んでいたことが判明する。
「僕が直接、アリ社長に連絡してみる」
乃木はGFL社社長のアリに電話をかけたが、この日は創立記念日で会社は休みだった。さらに週末を挟むため、3日間は連絡が取れない状況となってしまう。
事態を重く見たエネルギー事業部長の宇佐美哲也(市川猿弥)は、「どんな手を使ってもいい。1ヵ月以内に差額の9千万ドルを取り戻せ」と部下たちに命じた。