抗がん剤の副作用に苦しみながら
頭部に転移したがんに関しては放射線治療を、肺がんは手術が難しいということで抗がん剤治療をすることになりました。入院したのは24年の1月。それに先駆けて休業を発表し、同時にステージIVの肺がんだということも公表しました。
仕事に影響するから病名を公表しないほうがいい、という周囲の声もあったのですが、僕にとって病名を明かすことは、完治してみせるという意思表明だったのです。
あきらめない自分の姿を通して、闘病中の方々が自分も頑張ろうと思ってくれたら、という気持ちもありました。僕も、同じように前向きに頑張っている人の話を聞いて、励まされることがたくさんありましたからね。
治療が功を奏して、公表から半年後には仕事を再開させることができましたが、抗がん剤治療の副作用には苦しみました。