相撲シーンで印象に残ったことは?
相撲の前に、信長が森乱に「お主が相手をせえ」と伝え、それに対し森乱は「はっ」と言います。
森乱は「お主が相手をせえ」の一言で、相撲の目的が裏切りの疑いがある家臣を罰するためのものという信長の考えを瞬時に見抜き、「全て分かっております、ご安心ください」という気持ちを込めつつ、しかし周りには悟られないように、ただ「はっ」と答えます。
短いですが多くの意味を含む一言となりました。
その後も、相撲の目的を悟られないよう「手を抜いてもようございますか?」と冗談を言いながら、如何にも、ただ余興を楽しんでいるように振る舞っています。
森乱は最初から最期まで「信長に対して、普通の一歩上を行く気遣いをする」ということを大切に勤めましたが、上記のシーンは一瞬の中でも、そのような性根がよく表れているシーンだなと感じています。