(写真提供:Photo AC)
「おじさんへの風当たりが強い世間の風潮に『待った』をかけたい」。そう語るのは、SpotifyやYouTubeで若い世代を中心に支持を集めるマルチタレント、佐伯ポインティさんです。「価値観のアップデートを」と叫ばれる現代で、若い人とどのように接していけばよいのでしょうか。そこで今回はポインティさんの著書『嫌われおじさん 愛されおじさん』より一部を抜粋し、ポインティさんが<嫌われおじさん>の特徴をやさしく言語化してお伝えします。

「娘の妊娠がうれしすぎて…… 」

娘が妊娠したときに「まだ誰にも言わないでね」と言われたのですが、親戚の集まりで、「おっと、お前は飲んじゃだめだったな」と言ったところ、娘からすごい目つきで睨まれました。はっきりとは言っていませんし、孫の誕生を喜ぶ私の気持ちもわかってほしいものです。

<ポインティさんの回答>

僕も子どもがけっこう好きで、身近な友達が妊娠したって聞くとテンションが上がるほうなので、あなたの気持ちはわかります。しかも、生まれてくるのが自分の娘の子どもともなれば、きっと裸足で外に駆けだしたくなるようなうれしさですよね。

ただ、現実的な話をすると、妊娠したからといって全員が出産できるわけじゃなくて流産したり、出産しても死産だったり、医療的ケアが必要になったりすることもあります。

娘さんから妊娠の報告を受けたのがいつ頃なのかはわからないけど、無事に出産するまではできるだけ人に言いたくないと考える人も多いようです。

それから、妊娠中はホルモンバランスの影響で心身が大きく変化して不安定になる時期でもある。これは僕を含めて男の人には絶対に体験できないことだから、わからなかったとしても無理に理解しようとしないで、「そういうものなんだな」と受け入れてそっと見守ることが大切です。