小学1年生のときに両親が離婚することになり、父・内田樹さんについて行くことを決心した娘のるんさん。るんさんが高校を卒業するまで、父娘2人で暮らしました。そんな二人が「親子のお悩み相談」に答えると…
※本対談は『街場の親子論』の発刊を記念した動画「〈親子の悩み〉に答えるスペシャル・トーク 第3回」を再構成したものです
※本対談は『街場の親子論』の発刊を記念した動画「〈親子の悩み〉に答えるスペシャル・トーク 第3回」を再構成したものです
樹 るんちゃん、本日もよろしくお願いします。えー、この対談、何というタイトルだっけ?
るん 「〈親子のお悩み〉相談〉」!(笑)
樹 そうでした、「〈親子のお悩み〉相談」3回目をお送りします。わたしと娘が書きました『街場の親子論』、発刊を記念してのスペシャルトークです。本は早くも3刷重版となりました。ありがとうございます。親子そろって、みなさんに感謝しております。
るん (パチパチパチ)
樹 それでは、今日の「親子の〈お悩み相談〉」をやって行きましょう。
るん では読み上げます。
「50代男性です。子どもは大学生で同居しています。本人の生活に意見はしないように努めていますが、自己管理ができない様子につい口を出してしまいます。しかし、その意見は子どもからすれば〈余計なお世話〉。子供について夫婦で話し合っても、妻とは意見が合わず、喧嘩に発展することすらあります」