「老後資金はどう準備する?」「年金はいつ受け取るのが得?」定年前後のお金の問題に不安を抱える方もいらっしゃるのではないでしょうか。ファイナンシャルプランナーである井戸美枝さんは「定年という人生の節目を迎えた後は、これまでの仕事から離れ、自分の好きなことをしながら、望む暮らしを選ぶ――そう考えても良いのではないでしょうか」と語ります。そこで今回は井戸さんの著書『図解でわかる 定年前後にやるべきこと大全』より一部を抜粋し、安心して第二の人生を迎えるための方法をお届けします。
退職金は一時金と年金どちらでもらうのが得?
退職金の受け取り方は「一時金」、「年金」、「一時金と年金を併用」の3パターンです。
退職金は受け取り方次第でかかる税金が変わります。
節税面で有効なのは一括で受け取る一時金です。退職金における所得税、住民税がかからない「退職所得控除」という非課税枠があり、税負担を最小限に抑えられます。
控除額は勤続年数で変わりますが、分離課税なので社会保険料などの影響もありません。まとまった資金確保にも適しています。